徳永二男さんのヴァイオリン・リサイタル(しらかわホール)

2018/03/01

コンサート 音楽

 ヴァイオリニスト徳永二男さんのヴァイオリン・リサイタルは、2月25日14時、名古屋伏見のしらかわホールで開催されました。

 しらかわホールは御園座の近くにあり、響きの良い落ち着いた感じのコンサートホールです。

 

プログラムより


 この日の曲は

  ヴィターリ「シャコンヌ」
  フランク 「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」

 休憩

  ヴァイオリン名器の紹介
    ストラディバリウスと、グァルネリ・デル・ジェスについてのお話  聴き比べ

  サン=サーンス 「序奏とロンド・カプリツィオーソ」
  チャイコフスキー「メディテーション」
  サラサーテ 「カルメン幻想曲」
  グルック/クライスラー 「メロディ(精霊の踊り)」
  サラサーテ  「ツィゴイネルワイゼン」 

 アンコール
  「タイスの瞑想曲」
  モンティ「チャルダッシュ」



耳馴染みのいいプログラムと、ヴァイオリンの素晴らしい豊かな音に、うっとりしました。
 ピアノは坂野伊都子さん、こちらも素敵でした。

 この日は、ヴァイオリンの名器の聴き比べがありました。
 徳永さんのお持ちの楽器は、ストラディヴァリウスで、グァルネリの楽器は、宗次ホールからお借りしたものらしいです。
 ストラディヴァリウスは豊かな音色、グァルネリはクールビューティな感じでした。
 宗次ホールでほとんど使われていないらしいから、徳永さんに奏でてもらって、楽器が喜んでいるようでした。

 徳永さんは、ヴァイオリンはもちろん、トークもお上手なので、楽器の話など引き込まれました。

 サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリツィオーソ」という曲は、ジプシーっぽい曲だなと思っていましたが、今回のプログラムの解説で、サラサーテ(「ツィゴイネルワイゼン」の作曲家)のために作った曲とあったので、なるほどと思いました。
 この曲はお気に入りです♪

 
 徳永さんの最新のアルバムは「Tango」といって、ピアソラの曲なども入っています。
 こういうのもまた、しらかわホールで演奏してほしいなと思いました。

 


 
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